Web制作会社のサービスの種類は、どんなサービスがありますか?

Web制作会社ができるサービスの種類は会社によって異なると思いますが、
どれ程のサービスがあるのか教えて頂きたいです。

丹野さん

私が思うWeb制作会社への疑問点について

私は、常日頃インターネットを使用させて頂いている中で、Web制作会社について疑問を抱いていることが多数有ります。

それは、まず、Web制作会社の運営資金はどこから発生するのか?と言う点についてです。

また、Web制作会社ができるサービスの種類は会社によって異なると思いますが、どれ程のサービスがあるのか教えて頂きたいと考えております。

Web制作会社に依頼したホームページの開発等で、開発して頂いたWebページがあるとします。

そのWebページの保守管理はどのような形で進めて頂けるのか非常に疑問に思っている所ですが、開発して頂いたWebサイトについて、個人が保守管理できるのかと言う点も非常に気になります。

作って頂いたWebサイトはどのような形で、維持管理して頂けるような形になるのか?

個人に任せて頂いた場合は、マニュアル等を整備して頂いた上で、そのマニュアル通りに進めれば保守管理が可能かのか?

と言う点が非常に気になっております。

Webサイトで全てのWeb制作を依頼した時に画像等も用意してくださるのか?

と言う点について非常に気になっております。

また集客体制について、集客についてもWeb制作会社がしてくださるサービスがあるのかと言う点も非常に気になっております。

もし、ブログのページを作成して頂いたとして、そこからの集客については手助けして頂けるのか?

と言う点も気になっております。

相談内容を原文のまま写しました

相談者の丹野さんは、「Web制作会社の運営資金はどこから発生するのか?」とWeb制作会社の経営に関する部分にも疑問に思っているみたいです。

ただ今回の丹野さんの疑問はWeb制作会社が制作以外にどんなことをしてくれるのか?どんなサービスがあるのか?という部分が一番の焦点だと思います。

実は丹野さんの仰る通り、どこまでサービスをしてくれるか?はWeb制作会社ごとに違います。

ただ、どんなサービスがあるか?に関してはある程度アウトラインがあります。

Webサイトのサービスには大きく3つに分けられます

  • 制作……………Webサイト(ホームページ)の作ること。
  • 保守・管理……記事やバナーの追加・更新、ソフトウェアのアップデート、不具合発生時の対応、トラブル発生時の対応など
  • Web運用……………Webサイトから集客や売上アップに繋がるように提案、アドバイス、代行作業

 

三角形

Webサイトはこの3つがガチッと手を組んで成立します。

Web制作会社というぐらいですから、制作はイメージが湧くと思いますが、他の保守・管理とWeb運用に関してご紹介します。

         公開前より公開後のほうが長いWebサイト
公開前より公開後のほうが長いWebサイト

一般にWebサイト(ホームページ)は下の図のような流れで進みます。

フロー

「企画」から始まり、「構造」を決める設計、デザインしたりコード(プログラム)を書く「制作」、テストをしお客様に確認していただく「検査」、サーバー上にアップする「公開」、そして公開後の「運用」です。

そして公開までが「Web制作」、公開後に行うのが保守・管理とWeb運用です。

こうみると、制作が圧倒的に占めているように見えます。

しかし、公開後ずっとつづくのが運用です。

仮に2年でWebサイトをリニューアルしたとして、運用は2年続くわけですから、制作より運用のほうが圧倒的に長いのです。

長い運用中に行う、保守・管理やWeb運用作業も決して侮ることはできません。

Webサイトを安心して安全に安定して稼働させるための保守・管理
Webサイトを安心して安全に安定して稼働させるための保守・管理

Webサイトに書かれているコンテンツは最初に書いたら、その後更新しないということはまず更新ありません。

追加、編集したり更新したりします。

また「バナーの位置を変えて欲しい」「ボタンの色は緑のほうがいいんじゃないか?」なんてことも出てきます。

そんな場合にコンテンツの修正・編集作業が出てきます。

WordPressなどのソフトウェアを使っている場合は、アップデートが頻繁に発生します。

アップデートをしないのは、セキュリティなどの面でよくないので、アップデートをしないといけません。

また、アップデートをすると表示が崩れたり、使っていたプラグインが古くて使えなくなることがあります。

その場合の表示崩れの対応や代替えのプラグインに入れ替えもあります。

ブラウザやOSの新しいのが出ると、新ブラウザや新OSへの対応もあります。

その他にもWebサイトを運用していると様々なトラブルが発生します。(Web制作会社のミスではなく・・・)

またお客様が操作が分からなくなったりした時は、操作説明もあります。

などがあります。
(まだまだ、ありますが全部あげてたらキリがないですし、全部あげることは不可能なのでこれくらいにしておきます)

そのような対応をアフターサポートという形で、保守・管理をします。

丹野さんの質問に「個人(自分)でも保守・管理ができるか?」とありましたが、やはりトラブル対応やアップデート後のエラー対応などは自分では難しいと思います。

そのため、その後も関係が続くことを考えると、Web制作会社に制作時に無理強いすると、立場が悪くなります。

Web運用はWebサイト(ホームページ)の目標そして目的を達成するための作業
Web運用はWebサイト(ホームページ)の目標そして目的を達成するための作業

Webサイト(ホームページ)を制作の最初の「企画」のところで、Webサイトの目的と目標を決めていると思います。

目的は最終ゴールだったりしますが、「Webサイトからの売り上げを2020年までに月100万円にする」などです。

目標は中間目標を指すことが多いですが、「3月までにアクセス数を1万PVにする」「愛知 法律 相談で検索1位になる」などです。

その目的や目標を達成するためには、いろいろ作業があります。

アクセス解析もしないとWebサイト(ホームページ)の訪問状況も分かりません。

検索エンジン対策としてキーワード選定なども必要です。コンテンツライティングもしないといけません。

SNSの運用、Web広告の運用も含まれます。

このような、目的や目標を達成するため現状を分析したり、施策を提案したりする必要があります。

またお客様が施策提案だけでは手も足も出ない場合は、お客様の変わりに代行作業をする場合もあります。

これらWebサイトが目的・目標を達成するための作業がWeb運用です。

どこまでするか?はWeb制作会社によります
どこまでするか?どうやって運営(経営)するか?はWeb制作会社によります

どこまでするか?はWeb制作会社によります

まさしく制作しかしない会社もありますし、保守・管理はするけどWeb運用はしていないWeb制作会社もあります。

Web運用もアクセス解析はするけどSEOはしないとか、アクセス解析もレポートは出すけど施策の提案はしないと様々です。

保守・管理をする場合、最初の制作費の中に保守・管理費も含んでいることもあれば、アフターサポートとして月額いくらで回収しているWeb制作会社もあります。
またスポットで作業が発生したら、その都度見積もりと請求書が送られてくる会社もあります。

Web運用も行っているWeb制作会社はほとんど、Web制作部とは別のWebマーケティング部の人が出てきます。

現在、Web制作とWebマーケティングは縦割りに分けられています。

※ハルプレスはWeb制作と保守管理と運用を縦割りにせず、私(太田晴信)が行います。

  • Web制作、保守・管理、Web運用と3つに分けられる
  • 保守・管理は安心・安全・安定を確保するための作業
  • Web運用は目標・目的を達成するための作業
  • どこまでするかはWeb制作会社次第

最後に

画像をWeb制作会社で用意するか?お客様が用意するかですが、これもサイト制作によってどちらもあります。

将来の著作権、使用権の話を考えると自分で用意した方がいいですが、写真を用意するのは大変です。

また、Web制作会社の中には撮影までコミコミのところもあります。

プロフィール

太田晴信
太田晴信Web保守・管理・運用サポートセンター長
Webサイト保守・管理・運用支援センター長 ハルプレス代表/太田晴信
2018年9月に制作後の保守・管理・運用のサポートと代行会社として「ハルプレス」を設立、2018年11月法人化
またWordPressの勉強会などを実施して、初心者に分かりやすくWebを教える。
Web/ITは常に新しいものが出続けており頂点がない。頂点を極める前に次のものが出てきてシェアを取っていく。
の考えのから、Web/ITに従事する人は常に学び続けなければいけないという使命の元、セミナー、塾、合宿などにつねに率先して学び続けている。
アイキャッチ
最新情報をチェックしよう!
ツールバーへスキップ
top < /a>